抜歯したあとの隙間、いつ埋まるんだろう…と気になりますよね。
今回は、右側上下4番を抜歯してから犬歯が移動し、隙間が埋まるまでのリアルな経過を写真付きでご紹介します。
1.移動前の状態
- 抜歯部位:右上4番・右下4番
- 移動方法:ワイヤー+アンカースクリュー+パワーチェーン
犬歯を抜歯したスペースへ少しずつ動かしていく治療です。
2.【写真あり】抜歯跡がふさがるまでの8か月間の経過
写真の角度・映りバラバラですみません…💦
抜歯直後
1か月後
まだ大きな隙間がありますが、犬歯がじわじわ動いているのがわかります。
3か月後
明らかに隙間が小さくなってきました。
8か月後
この頃には歯間ブラシがやっと入るくらいまで隙間が埋まりました!
ただし、完全に埋まりきるにはあと2~3か月ほどかかりそうな様子です。
3.上の歯は移動が遅れた
実は、上犬歯の移動は下の歯より3か月ほど遅れています。
原因は「ホールディングアーチのプレート」が犬歯に当たって動きを妨げていたためです。
移動を開始して3か月後に先生がそのことに気づいてプレートを削ってくれたことで、その後は順調に動いています。
当初は歯が動かない「アンキローシス」かと思ってドキドキしていました…!
4.犬歯の移動で感じた痛みについて
- 調整直後は噛んだときに痛みを感じることもありました。
- ただし、普段の生活ではほとんど痛みを感じませんでした。
痛みがなさすぎて「ちゃんと動いてるのかな?」と最初は不安になることも…。
でも、実際のところ動いているので安心に変わっていきました。
そんなとき、先生に痛みについて聞いてみたところ:
「痛みと移動スピードは関係ありません。
痛くないからといって強い力を求めすぎると、歯根吸収などのリスクが出てきます。」
とのこと。安心しました!
人によっては「痛くないんでもっと強くして早く進めてください」と言う人もいるそうです。
5.パワーチェーンの装着について
私が使っているパワーチェーンは、1か月間つけっぱなしOKなタイプです。
- カレーを食べると一発で茶色くなってしまうあのゴムです
- 歯磨きや食事中に取れたことは今のところ一度もなし
- ただし、細かく磨こうとしたときにうっかり引っ張って取れてしまったことが2回ありました
その際は、自分でかけ直しましたが…
難しいです!(15分くらいかかりました)
【自分でかけ直すコツ】※自己責任で
1.まずアンカースクリュー側に引っかける
2.ピンセットや毛抜きを使って、反対側をブラケットに引っかける
ピンセットや毛抜きがないとまず無理だと思います。本当に難しいので、1回は医院に電話して即日つけ直してもらいました。
まとめ
・犬歯の移動には時間がかかるが、私の場合8か月でほぼ隙間が閉じた
犬歯の移動には時間がかかると聞いていましたが、私の場合、8か月でほぼ隙間が閉じました。治療が進むたびに歯並びの改善を実感でき、確かな手応えを感じています。
・痛みがなくてもちゃんと動いている
痛みがないと動いていないのでは?と不安になることもありますが、実際には痛みがなくても歯は確実に動いています。調整を重ねるごとに少しずつ変化が現れ、モチベーションが上がります。
・口元の見た目が気になることもありますが、慣れます=開き直ります(笑)
最初は気になった口元の見た目も、慣れると「治療中だし」と割り切れるように。開き直りが大切ですね。治療の進捗が見えると気にならなくなります。
・犬歯以外は動かしていないので劇的な変化はまだ感じませんが…
犬歯の移動が中心で、他の歯は動かしていないため大きな変化は感じません。それでも、犬歯の動きに嬉しさを感じています。
・次は左側の犬歯の移動!またブログでアップします!
次は左側の犬歯が移動を始めます。これからの変化が楽しみで、進捗はブログで随時更新していきますので、チェックしてくださいね!