歯科矯正スタート時に意外だったこと|契約書・同意書・治療計画書の話

歯科矯正の契約書や同意書について実体験からレポートした記事 矯正を始める前(病院選び・始めた理由)

こんにちは、おるどんです。
矯正治療を始めるって、自分にとってはかなり大きな決断でした。

たくさん情報収集をして、カウンセリングして、お金・時間・生活スタイルなど色々なことを考えに考えて…。一方で、ようやく始めるときに「あ、契約面ってこんな軽い感じなんだ」と意外だったのでまとめます。契約面で不安・疑問を抱えている人の参考になればうれしいです。


同意書はあるけど「契約書」はなかった

矯正って高額な治療なので、もっとガチガチの契約書があるのかと思っていました。
たとえば、支払・返金・保障・免責事項などがびっしり書かれてるようなやつです。

私が脱毛サロンに通ったときは、読むのが面倒なくらい細かな契約書が渡されたので、そのイメージでした(笑)

でも、実際にもらったのは以下の書類でした。


✅ 同意書(A4両面)

内容はこんな感じ↓

  • 総額費用と支払い方法
  • 治療の方針(”全体矯正です”とだけ記載)
  • 矯正治療の注意点
  • 医院を転院する場合について
  • 医療費控除の説明
  • 予約・キャンセルについて
  • 装置や痛み・歯磨きのことなど

最後には、自分のサイン欄と押印欄がついています。

これを提出しただけで「はい、それでは治療を始めましょう」とあっさりスタート。
ちょっと拍子抜けするくらいスムーズでした。
(頭金なし・一括払いではなかったこともあっさり具合に関係していると思います)


最初は「契約書がない。同意書だけなんて大丈夫なのかな…?」とちょっと不安でした。
でも、ネットで調べてみたり、矯正経験者の友人に聞いたりすると、同意書だけのクリニックって結構多いようです。

個人的には「私は矯正技術を提供します。内容に同意したら治療を受けてください」という医師のスタンスがあり、あくまで“同意”の上で始める治療なんだろうなとも感じていました。
結果がどうなるか100%予測できるものではないし、だからこそ、医院側も“契約書”という形で法的な拘束を強くするのは難しいのかもしれません。

そして、「契約書がある=安心」とも限らないですよね。ひどい医院にあたってしまい、訴訟や矯正失敗になって困っている方も散見されます。結局は医院や先生への信頼感が一番大事です。
私は先生の説明も丁寧だったし、相談もしやすいので、今となっては同意書だけで十分だったなと思っています。

ちなみに…

脱毛サロンの後に近所の個人皮膚科で医療脱毛に切り替えました。その時も同意書だけでしたが、満足いく結果が得られています。医院の規模(個人で小さい・個人でも大きい・企業か)というのも関係しているかもしれません。


治療計画書もなかった

治療方針については、カウンセリングの時にしっかりと時間をとって説明してもらえました。
自分の歯の状態や今後どういう流れで治療を進めていくかも、きちんと話してくれました。

でも、「治療計画書」として”何月に何をやる”というような細かいスケジュールが書かれた紙はありませんでした。
これは正直ちょっと意外でしたし、不安もありました。「長い&高い治療なのに、ないの!?」と。

でも、実際に1年ほど治療が進んだ今思うのは、
「これは月ごとに細かく書いても結局ズレるから、なくても仕方ないな」ということです。

矯正って実際に始めてみないと、どうなるかわからない部分もあります。進み具合や歯の動きは人によって違うし、何かトラブルがあれば遅れることもあります。
もし最初に細かい計画書があったら、「この通りに進んでないですけど!?」みたいなクレームを言う人もいそう…。

自分が医者だったら、それを毎月説明するのは面倒だし、そもそも無理だと思う(笑)
実際は、診察のたびに先生が「次回は〇〇ね」「質問ある?」と話してくれますし、自分でも「〇〇はいつ頃ですか?」と聞いて、その都度きちんと答えてくれる今の形で満足しています。


その他にもらった書類たち

以下は、これまでにもらった書類のメモです:

  • 24回払いの明細書
     → 毎月いくら支払うか、支払い方法(私はクレジットカード)、総額が書かれています。
  • アンカースクリュー設置後の注意書き
     → 食事やブラッシング、痛みについての説明がありました。

まとめ:書類の形式より、信頼できる先生かどうか

矯正治療は、書類の有無よりも「信頼できる医院・先生かどうか」が本当に大事です。
契約書があっても、説明が不十分だったり対応が雑だったりしたら意味がないし、
逆に書類が最小限でも、ちゃんと説明してくれて都度相談できるなら安心です。

もちろん、万が一のためにあるに越したことはないと思います。

「いざというときのために書類でほしい!」という方は、ダメもとですが作成をお願いしたり、なぜないのか質問をするのもありかもしれません。

そして、きっちりした書類がなくて「いい先生ぽいけどなんとなく不安で踏み切れない」という方は少しでも私の経験が参考になればうれしいです。

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